ウイスキーの中でも特に人気な「スコッチ」「バーボン」。
二大ウイスキーとも呼べる2種類ですが、正直違いがよく分からない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、スコッチとバーボンの違いやおすすめの割り方・おつまみについて調べてみました。


スコッチとバーボンの3つの違い

スコッチとバーボンの違いは、産地や製造方法、原料まで様々な違いがあります。
突き詰めるとかなり複雑な違いになってくるので、初心者さん向けに分かりやすい違いを解説しますね。
スコッチとバーボンの大きな違いは以下の3つ。
- 産地
- 原料
- 風味
それぞれ、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
違い①スコッチはスコットランド、バーボンはアメリカ・ケンタッキー
スコッチウイスキーは、その名の通りスコットランドで作られたウイスキーです。
対してバーボンは、アメリカのケンタッキー州で作られたウイスキー。
どちらも、その土地で作られなければスコッチやバーボンを名乗ることはできません。
違い②スコッチは大麦、バーボンはトウモロコシが原料
産地の違いからも分かる通り、
- スコッチ(スコットランド)の原料は大麦やホップ
- バーボン(アメリカ)はトウモロコシが原料
です。
蒸留するので原料の味はあまり分からなくなっているのですが、風味や甘味が少しずつ変わってきます。
違い③スコッチはスモーキーで重厚、バーボンは甘めで飲みやすい
原料の違いから、トウモロコシが原料のバーボンの方が甘味は強く感じられます。
一方のスコッチですが、大麦を乾燥させるときに使うピートと呼ばれる原料がスモーキーな風味をプラス。
また熟成期間がスコッチ>バーボンという事から、スコッチの方がやや重ために感じられるでしょう。
スコッチとバーボンに合う「割り方」は?
甘めで飲みやすいバーボンは、ロック・ストレート・ハイボールなど、どの飲み方も美味しく頂けます。
最近はCMの影響からか、ハイボールで飲む人が多いようですね。

一方のスコッチは、豊かな風味と重厚さを楽しめるロック・ストレートが人気。
特に「氷をゆっくり溶かしながら変化を楽しむ」ロックは、年代物の特別なウイスキーを楽しむのにぴったりです。

スコッチとバーボンに合う「おつまみ」

スコッチはピートの香りが強いので、ガーリック系やスモーク系を選ぶと香りを邪魔しません。
- スモークサーモン・チーズ
- ガーリックトースト
- チキンのガーリックソテー
などがおすすめです。
対してバーボンは甘味が感じられるので、同じく甘いバニラアイスやチョコレートと食べるのもおいしいです。
アメリカ産のバーボンなので、肉料理との相性も抜群。脂身が少ないものを食べるときにぴったりです。