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はちみつとメープルシロップの違い|栄養・カロリー・使い方まで徹底比較

はちみつもメープルシロップも、自然な甘みで人気の高い甘味料です。

見た目や用途が似ているため、なんとなく同じように使っている人も多いですが、原料や栄養成分、保存の仕方まで大きな違いがあります。

この記事では、栄養・健康効果・カロリー・保存方法・調理方法の5つの視点から、両者をわかりやすく比較します。

目次

はちみつとメープルシロップの基本的な違い

はちみつはミツバチが花の蜜を集めて作るもので、花の種類によって香りや味わいが変わります。

一方、メープルシロップはカエデの樹液を煮詰めて作るため、カラメルのような香ばしさとすっきりした甘さが特徴です。

続いては、もっと深堀りして

  1. 栄養
  2. 健康効果
  3. カロリー
  4. 保存方法
  5. 調理方法

の5つの観点から比較していきます。

はちみつとメープルシロップの違いを5つの視点で比較【表付き】

はちみつもメープルシロップも、パンケーキや料理の甘味付けに使える人気の甘味料ですが、特徴は少しずつ異なります。

ここでは「栄養」「健康効果」「カロリー」「保存方法」「調理方法」の5つの視点から違いをまとめました。

比較項目はちみつメープルシロップ
栄養ビタミンB群・ミネラル(カリウム・鉄・マグネシウムなど)が豊富カルシウム・カリウム・亜鉛などミネラルが多め
健康効果抗菌作用・喉の炎症緩和・整腸作用抗酸化作用・骨や歯の健康維持
カロリー(100gあたり)約294kcal約260kcal
保存方法常温保存可(直射日光を避ける)未開封は常温、開封後は冷蔵保存推奨
調理方法ヨーグルトや紅茶、煮物の甘味付けにパンケーキやデザートソース、ドレッシングに

①栄養成分の違い

はちみつはブドウ糖や果糖が主成分で、ビタミンB群やビタミンC、カリウム、カルシウムなどのミネラルを少量含みます。加えて抗酸化作用をもつポリフェノールや酵素も含まれており、健康志向の人に支持されています。

メープルシロップはショ糖が主成分で、マンガンや亜鉛などのミネラルが豊富。特にマンガン含有量は甘味料の中でも高く、骨や代謝の健康に関わる栄養素が取れるのが特徴です。

②健康効果の違い

はちみつは殺菌作用や抗酸化作用が強く、喉の痛みや風邪予防に利用されることがあります。また、吸収が早い糖質を含むため、運動後のエネルギー補給にも向いています。

メープルシロップは血糖値の上昇が白砂糖よりも緩やかとされ、ミネラル補給にも適しています。ただし、どちらも糖分が多いため、摂りすぎは控える必要があります。

③カロリーの違い

はちみつのカロリーは大さじ1(約21g)で約64kcal。甘味が強いため、砂糖より少量で満足感が得られます。

メープルシロップのカロリーは大さじ1(約20g)で約52kcalと、はちみつよりやや低めです。糖質の種類が異なるため、同じ甘さを感じる量は人によって異なります。

④保存方法の違い

はちみつは常温保存が可能で、水分が少なく細菌が繁殖しにくい性質があります。ただし低温では結晶化することがありますが、品質には問題ありません。

メープルシロップは開封前は常温保存できますが、開封後はカビが生えやすいため冷蔵庫で保存するのが基本です。

⑤調理方法の違い

はちみつはそのままトーストやヨーグルトにかけたり、料理の甘味付けや照り出しにも使えます。加熱すると風味や酵素が失われやすいため、生で使うのがおすすめです。

メープルシロップはパンケーキやワッフルのトッピングはもちろん、煮込み料理やお菓子作りにも合います。加熱しても風味が残りやすく、カラメルのようなコクが出ます。

まとめ

はちみつは抗菌作用や即効性のあるエネルギー補給に向き、メープルシロップはミネラルや抗酸化物質を取りたい人におすすめです。カロリー差は小さいため、味や風味、使い方の好みで選ぶのが一番です。

またハチミツは生食向き、メープルシロップは加熱しても風味が損なわれないため、料理やスイーツの仕上がりに応じても使い分けてください。

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この記事を書いた人

Webライター歴10年の主婦。美容・健康・妊活・子育て・お仕事情報・ガジェットなど多くのジャンルで「どう違う?」を執筆してきました。
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