お菓子作りのレシピに登場する「バニラエッセンス」「バニラオイル」。
家にあるのはどっちだっけ?代用しても大丈夫かな?と不安になりますよね。
そこでこの記事では、バニラエッセンスとバニラオイルの違いについて解説していきます。
バニラエッセンスとバニラオイルの3つの違い
バニラエッセンスとバニラオイルの一番大きな違いは「基材」の違いです。
ベースがアルコールかオイルかの違いで、それにより価格や向いている調理法が変わってきます。
違い①ベースの違い
一番の違いが「バニラの香りが何に溶けているか」という事です。
バニラエッセンスはアルコールにバニラの香りを付けているのに対し、バニラオイルはその名の通りオイルにバニラの香りを付けています。
違い②向いている調理方法
ベースがアルコールのバニラエッセンスは、加熱により香りが飛びやすいです。
なので、
- プリン
- パンナコッタ
- ババロア
などの、冷やして作るデザートの「冷やす直前」に加えるのに向いています。
対してバニラオイルは、加熱しても香りが残りやすいのが特徴。
ということで
- スポンジケーキ
- クッキー
- カスタードクリーム
などのレシピによく登場します。
違い③価格
価格を調べてみましたが、どのメーカーもバニラエッセンスのほうがやや高い傾向にありました。
原料により変動するかもしれませんが、バニラオイルの方が安くて比較的使いやすいと覚えていても良いかもしれませんね。
バニラエッセンスはバニラオイルで代用可能?
バニラエッセンスのレシピをバニラオイルに変えるのは、基本的に問題ありません。
逆にバニラオイルのレシピをバニラエッセンスにするときは「香りが飛びやすい」という事に注意しましょう。
加熱するレシピであれば、なるべく加熱する直前に入れて香りの蒸発を防ぎます。
バニラエッセンスやバニラオイルのほかには何がある?
ほかにバニラの香りづけができる商品としては、
さやをミルクで煮出して香りづけする「バニラビーンズ」や
ケーキなどでしっかりバニラの香りを出したい時にオススメな「バニラビーンズペースト」などがあります。
1回使い切りや、パンケーキなどのトッピングに使いたい場合は「バニラシュガー」も良いですね。