葉物野菜の漬物、と聞くと何を思い浮かべますか?
日本のスーパーで多く見られるのが「野沢菜(のざわな)」と「高菜(たかな)」の漬物。
なんとなく似ている漬物ですが、この2つの違いって分かりますか?
野沢菜漬と高菜漬はどう違う?それぞれの違いを解説
野沢菜と高菜は、どちらも日本の代表的な漬物の一つですが、その味や風味、旬などには少し違いがあります。
野沢菜は、甘みと酸味のバランスが絶妙で、シャキシャキとした食感が特徴です。
一方、高菜は、辛みと酸味が強く、パンチの効いた味わいがあります。
また、野沢菜は主に春に旬を迎えますが、高菜は秋から冬にかけてが旬となります。
野沢菜漬の特徴
野沢菜は、甘みと酸味のバランスが絶妙で、シャキシャキとした食感が楽しめます。
そのまま食べるだけでなく、炒め物や煮物にも使われることがあります。
また、野沢菜は春に旬を迎えるため、春の彩りを楽しむことができます。
産地は主に長野県。信州「おやき」の具としても人気の漬物です。
高菜漬の特徴
高菜漬は、辛みと酸味が強く、パンチの効いた味わいが特徴です。
主に漬物として使われ、ご飯のお供として人気があります。
また、高菜は秋から冬にかけてが旬となり、冬の食卓を彩る存在となります。
産地は日本全国ですが、特によく採れるのは九州。福岡では明太子と一緒にご飯のお供として出されることが多いです。
野沢菜と高菜のおすすめレシピ
野沢菜と高菜は、どちらもごはんのお供としてそのまま食べられます。
ですが、アレンジレシピも絶品!それぞれの特徴を活かしたおすすめレシピを紹介します。
野沢菜のおやき
パリパリもちもちの皮から、トロリと出てくる野沢菜あん!
甘辛く味付けしてあり、おやつにもおかずにも楽しめる一品です。
高菜のチャーハン
ねぎ、高菜、卵で、栄養満点のチャーハンが作れます。
高菜漬けは多く加えるとべちゃっとなりやすいので、最初にしっかり水気を切るか、よく炒めてからごはんを入れるといいでしょう。
まとめ
野沢菜漬と高菜漬は、味や風味、旬などに少し違いがあります。
野沢菜は甘みと酸味のバランスが良く、春に旬を迎えます。
一方、高菜は辛みと酸味が強く、秋から冬にかけてが旬となります。
また、産地にも違っていて「野沢菜=長野県」「高菜=九州をはじめとする全国」です。
どちらも美味しい漬物であり、様々な料理に活用することができます。
ぜひ、野沢菜と高菜を使ったレシピを試してみてください。