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木綿豆腐と絹ごし豆腐はどう違う?栄養・味・調理方法の違いを解説

豆腐にはいくつか種類がありますよね。

木綿、絹ごし、焼き豆腐、など、たくさんの種類がありますが「なんとなく」でしか違いが分からない方がほとんどかと思います。

そこで、それぞれの豆腐の製造方法から適している料理の種類まで、詳しく解説していきます。

目次

木綿豆腐と絹ごし豆腐、焼き豆腐の基本

木綿豆腐と絹ごし豆腐の食感の違いは「製造方法」で決まります。

原料はどちらも同じで、豆乳+にがり(凝固剤)なのですが、製造方法が全然違うんです。

絹ごし豆腐とは

絹ごし豆腐とは、豆乳ににがりを入れたものを箱型に入れて固めた種類の豆腐です。

なめらかでツルンとした食感が特徴で、冷ややっこやサラダにも使いやすいのが特徴です。

最近は「充填式」と呼ばれる、パックに直接豆乳を入れて固める方法が主流で、日持ちが良い商品も多いです。

木綿豆腐とは

木綿豆腐は、一度固めた豆腐を「木綿布を敷いた型」でぎゅっと固めた豆腐のことです。

しっかりした食感と味しみの良さが特徴で、煮物や汁物をボリューミーにしてくれます。

木綿豆腐は充填式では作れないので、充填式の絹ごし豆腐に比べると日持ちは短めです。

焼き豆腐とは

焼き豆腐とは、木綿豆腐を焼いて焼き目を付けたものを言います。

焼き目の部分がより崩れにくくなっているので、すき焼きや田楽などで食べる方法が人気です。

木綿豆腐と絹ごし豆腐はどう違う?

それでは、木綿豆腐と絹ごし豆腐がどう違うかを具体的に紹介していきます。

製造方法から栄養素、向いている料理まで結構違うので、気になる方の参考になればと思います。

違い①製造方法

絹ごし豆腐はにがりを入れた豆乳をそのまま型に入れて成型します。

一方木綿豆腐は一度固めた豆腐を「木綿を敷いた型」に再度入れて、押し固めます。

違い②食感

絹ごし豆腐は「つるん」「なめらか」といった食感です。

木綿豆腐は「しっかり」「食べごたえ」といったキーワードがぴったりの、ボリューミーな食感です。

違い③味のしみやすさ

絹ごし豆腐は柔らかいのですが意外と密度が高く、味しみは木綿より劣ります。

木綿豆腐は一度崩して固めているので、味しみが良いのが特徴です。

違い④栄養素、カロリー

気になる栄養素を表にしてみました。

いずれも100gあたりの数値です。

項目木綿豆腐絹ごし豆腐
カロリー73kcal56kcal
炭水化物1.5g2.5g
たんぱく質7g5g
脂質4.9g3.1g

凝縮されているぶん木綿豆腐のほうがカロリーが高いのですが、「低糖質低たんぱく」なのも木綿豆腐です。

違い⑤適している料理

つるんとした絹ごし豆腐は「冷ややっこ」「サラダ」「味噌汁・スープ」に向いています。

ボリューミーで味しみの良い木綿豆腐は「おでん・煮物」「豚汁」「白和え」などがぴったりです。

木綿豆腐、絹ごし豆腐、焼き豆腐の違いまとめ

価格は同じくらいの木綿豆腐と絹ごし豆腐ですが、製造方法が大きく違います。

そのため舌触りや味しみ、栄養素に大きな違いが出ていて、使い勝手が変わってきます。

使いたい料理に最適な豆腐を選んで、料理上手になりましょう!

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この記事を書いた人

Webライター歴10年の主婦。美容・健康・妊活・子育て・お仕事情報・ガジェットなど多くのジャンルで「どう違う?」を執筆してきました。
面白い豆知識をお届けできるよう、随時更新していきますね♪

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