カフェやショップ、作業用のBGMとして人気の「ジャズ」「ボサノバ」。
どちらも程よく力が抜けていて、リラックスしやすい音楽ですよね。
でも日本人は、ジャズとボサノバがどう違うかよく分かっていないという人も多いはず。
この記事では、ジャズとボサノバの違いについて解説していきます♪
目次
ジャズとボサノバの3つの違い
ジャズとボサノバの3つの違いは、以下の3つです。
- 4ビートか8ビートか
- ボーカル主体かインスト主体か
- 発祥地の違い
それぞれ詳しく見ていきましょう!
ジャズは4ビート、ボサノバは8ビート
一番明確な違いと言われているのが「ビート」です。
4ビート、8ビート、と呼ばれるのは和製英語で、少しあいまいな部分もありますが
- ジャズ→ベースやドラムが1小節に「ブン・ブン・ブン・ブン」と4回リズムを刻む
- ボサノバ→ギターが「チャ・カ・チャ・カ・チャ・カ・チャ・カ」と8回リズムを刻む
ような感覚で聴いてみると良いでしょう。
ただしどちらも「ビートをあまり目立たせない」曲も多いので、慣れるまでは聴き分けるのが難しいかもしれません。
ボーカル主体がボサノバ、楽器主体がジャズ
ボサノヴァの特徴のひとつが「力の抜けたウィスパーボイス」のボーカルですね。
マイクの近くで独り言を言うように、そっと歌うのがボサノヴァです。
対するジャズは楽器主体の曲が多く、ボーカルが入ったジャズは「情熱的」であったり「ハスキー」であったりと、演奏者流にアレンジされています。
ジャズはアメリカの音楽、ボサノバはブラジル発祥
3つ目が生まれた場所の違いです。
ジャズはアメリカで、ボサノヴァはブラジル発祥です。
なので、同じボーカルが入った曲でも
- ジャズ→英語
- ボサノバ→ボルトガル語
で歌われている事が多いですよ。
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