焼き菓子の詰め合わせに一緒に入っていることが多いマドレーヌとフィナンシェ。
どちらも空気を含んだふわふわした焼き菓子ですが、具体的に違いはよく分かっていないという人も多いのではないでしょうか?
この記事では、マドレーヌとフィナンシェの材料や作り方の違いについて詳しく解説します。
マドレーヌとフィナンシェはどう違う?5つの違いを解説

マドレーヌとフィナンシェの違いは以下の5つ。
- ホタテ型がマドレーヌ、長方形がフィナンシェ
- マドレーヌは全卵、フィナンシェは卵白のみ使用
- フィナンシェはアーモンドパウダーが使われている
- 「溶かしバター」がマドレーヌ、「焦がしバター」がフィナンシェ
- マドレーヌはふんわり食感、フィナンシェはさっくり食感
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①焼き上がりの形が違う
マドレーヌは、ホタテの貝殻の形を模しています。
これはマドレーヌが生まれた地方で、巡礼者がホタテの貝殻を持ち歩いていたことから、モチーフに使われた説が有力。
対してフィナンシェは証券会社や銀行が立ち並ぶビジネス街で生まれました。
フィナンシェの形は「金の延べ棒」を模していて、忙しいビジスマンが片手でも食べられるよう考えられた形だそうです。
②マドレーヌは全卵、フィナンシェは卵白のみを使う
お店や家庭のレシピにもよりますが、マドレーヌは黄身も白身も使い、フィナンシェは卵白のみを使う事が多いです。
卵の黄身は脂肪分が多くコク・しっとり感を足す役割があります。
③アーモンドパウダーが入っているかいないか
フィナンシェは卵黄が入っていない代わりに「アーモンドパウダー」で油分がプラスされています。
アーモンドパウダーは油分によりお菓子をしっとりさせる効果や、グルテンフリーのため口の中でほどけやすいのも特徴です。
また、アーモンド特有の香ばしさ・風味をプラスする役割も。
マドレーヌにはアーモンドパウダーが入らないので、風味付けとして柑橘系の皮が混ぜられることが多いです。
④溶かしバターがマドレーヌ、焦がしバターがフィナンシェ
マドレーヌもフィナンシェも、たっぷりバターを使うのが特徴のお菓子です。
ですが、マドレーヌは溶かしただけのバターを使うのに対し、フィナンシェは溶かした後にさらに加熱を続けて「褐色に色づけた」バターを使います。
溶かしバターが豊かなバターの風味を楽しめるのに対し、バターはキャラメルのようなこっくり感を味わえます。
⑤マドレーヌは「ふんわり」、フィナンシェは「さっくり」
卵白のみ使い、アーモンドパウダーを混ぜているフィナンシェは、外側がさっくりした食感になります。
対するマドレーヌは卵黄も使い、粉類は小麦粉のみなのでバターケーキのようなしっとり食感となります。
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