白米よりも栄養価が高いと言われている玄米。
似たものに「発芽玄米」というお米がありますが、結構違いがあるんです。
そこでこの記事では、玄米と発芽玄米の違いを簡単に解説していきます。
玄米と発芽玄米はどう違う?3つの大きな違い
玄米と発芽玄米は、名前こそ似ているものの炊き方や栄養価が違います。
- GABAの量
- 鉄分・葉酸の量
- 浸水時間や炊きあがりの食感
上記3つが玄米と発芽玄米の大きな違い。
それぞれ詳しく解説していきます。
GABAの量が違う
GABAは「ストレス軽減」「血中コレステロール値の改善」など様々な健康効果がある事が分かっています(下記引用を参照ください)
人間の脳内にも存在し、緊張やストレスなどをやわらげて、脳の興奮を鎮める働きがあると言われています。また、GABAには睡眠の質を高めたり、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
参考:伊藤園
品種にもよりますが、玄米よりも発芽玄米のほうがGABAが2~3倍多いです。
GABAの1日の摂取目安量は30mg~100mgくらいなのですが、発芽玄米を茶碗1杯食べると補えるくらいの量です。
鉄分や葉酸の量が違う
GABAは発芽玄米の方が多いですが、鉄分や葉酸といった「ビタミンミネラル」は玄米の方が多いです。
鉄分は約2倍、葉酸は約1.5倍玄米のほうが多く含まれているので、特に鉄分と葉酸が不足しがちな女性は積極的に食べたいですね。
浸水時間と炊きあがりの食感が違う
発芽玄米と玄米の違いとして「炊くときの浸水時間の違い」があります。
玄米は数時間浸水させないと固くプチプチした食感になってしまうのに対し、発芽玄米は白米と同じ浸水時間でモチモチに仕上がります。
というワケで、白米に混ぜて使う場合は発芽玄米の方が向いています。
おすすめの玄米・発芽玄米
発芽玄米の「玄米より鉄分が少ない」という点が改善された発芽玄米です。
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玄米は精米された白米よりも日持ちするので、一度にたくさん買っても大丈夫。
食べる分だけ精米して食べれば、風味豊かなごはんが味わえます。