たくさん本を読もう!と思って本屋さんに行くと、様々なサイズやカバーの本が売られていますよね。
入口付近にずらりと並ぶハードカバー?それとも、お店の奥の方にある文庫本を買う?
迷っている方のために「文庫本」「単行本」の違いと、それぞれのメリットデメリットを解説します!
文庫本と単行本の違い
文庫本と単行本ってどう違うの?という事ですが、そもそも定義が全く異なります。
まずは、文庫本と単行本それぞれの特徴を確認しておきましょう。
文庫本とは
A6判(148ミリ×105ミリ)の出版物で、装丁をそろえた紙表紙の軽装・廉価なシリーズのこと。(中略)値段を低く抑えるために可能な限り簡素な体裁にし、大量に普及させる目的で選ばれた出版形式である。
参考:コトバンク
文庫本は、手に収まりやすい大きさで価格も手ごろな本の形式の事です。
通常、新しく出版された本はハードカバーでしか発売されないのですが、数年経って評価が定着すると「文庫化」されます。
というわけで、全ての本が文庫になるワケではありません。
単行本とは
雑誌、全集、叢書(そうしょ)などに対し、一冊だけを単独に刊行した本。
参考:コトバンク
一方単行本の定義は「シリーズものではない」本という事になります。
1冊読み切りで続きもない本で、サイズやカバーの質感も本により様々です。
「単行本の文庫本」も存在する
というワケで、単行本がよく売れて「文庫化」されるといった事例もあります。
単行本と文庫本、言葉の響きは似ていますが比べる対象ではないという事です。
文庫本と単行本、どちらを買うべき?
では、文庫本と単行本はどちらを選べばいいのでしょうか?
この記事では、単行本はを「新刊のハードカバー」として比較してみます。
文庫本と単行本、それぞれのメリットデメリットをまとめました。
文庫本 | 単行本 | |
---|---|---|
メリット | 持ち運びしやすい 収納に場所を取らない 価格が安い | 発売と同時に購入できる 写真やイラストが美しい 耐久性がある |
デメリット | 文庫化されていない本もある 文庫化まで時間がかかる 耐久性が悪い | 持ち運びにくい 収納に場所を取る 価格が高い |
どちらが良い、というワケではなく、予算やライフスタイルに合わせて選べると良いですね。
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