料理に使うソースって、たくさん種類がありすぎて「どれを使ったらいいの?」と迷ってしまいますよね。
結構間違えやすいのが「オイスターソース」「ウスターソース」です。
名前の響きが似ているので間違えやすいのですが、実は味や原材料に大きな違いがあるんです。
オイスターソースとウスターソースの違いとは?
さっそく、オイスターソースとウスターソースの違いから見ていきましょう。
- 原材料
- 味・香り
- 色
- 粘度
- 得意な料理
などのポイントを紹介していきます。
オイスターソースとは?
オイスターソースは、中国や東南アジア料理によく使われる調味料です。
主成分はオイスター(牡蠣)のエキスであり、濃厚な旨味と甘みを持っています。
一般的には黒褐色でとろみが強く、牡蠣と魚醤が発酵した独特の香りが特徴です。
ウスターソースとは?
ウスターソースは、イギリス発祥の調味料であり、世界中で広く使われています。
主な成分は酢、醤油、果物や野菜のエキス、スパイスなどで、コクのある味わいと果物の酸味が特徴です。
色は濃い茶色で粘度は低くさらさら、香りはスパイスと果物がミックスされてパンチを感じます。
オイスターソースとウスターソースの主な違い
オイスターソースとウスターソースの主な違いは以下の通りです。
項目 | オイスターソース | ウスターソース |
---|---|---|
原材料 | 牡蠣、魚醤 | 果物・野菜・スパイス・醤油・酢など |
味 | うまみ、甘味 | スパイシー・甘味・酸味 |
色 | 黒褐色 | 濃い茶色 |
粘度 | とろみが強い | (日本では)さらさら |
香り | 魚介類が発酵した独特の香り | スパイスと果物の香り |
オイスターソースとウスターソースの使い分け方
オイスターソースとウスターソースですが「料理の国籍」によって使い分けると簡単です。
中華料理や東南アジア系の料理にはオイスターソースを、洋食にはウスターソースを使うと覚えておくとカンタンですよ。
料理の種類による使い分け
オイスターソースは、主に中華料理やタイ・ベトナム料理全般に使われます。
チンジャオロースなどの炒め物やガパオライス、焼きそばなどの主食が代表的です。
一方、ウスターソースは洋食に使われます。
ステーキやハンバーガー、日本では主に関西地方で揚げ物にかけられます。
風味と味の違いによる使い分け
オイスターソースは濃厚な旨味と甘みがあり、様々な調味料と一緒に組み合わせることが多いです。
料理の「隠し味」的に使うと、独特の風味が良いアクセントになります。
一方、ウスターソースは全面にガツンと来ても受け入れやすい味なので、料理の仕上げに「かける」事が多いです。
料理の地域性による使い分け
オイスターソースは主に中華料理や東南アジア料理に使用されることが多く、ウスターソースは主に洋食に使用されることが多いです。
「どちらを使えばいいの?」と迷ったときは、料理の地域性や文化に合わせて使い分けることがポイントです。
オイスターソースとウスターソースの活用レシピ
オイスターソースとウスターソースの代表的なレシピを紹介します。
併せて「オイスターソース+ウスターソース」の新しいレシピも紹介しているので、ぜひ挑戦してみてください。